いもぴの旅きろく

旅行と読書が好きな22歳。春からは社会人です。

夢の城、異世界へ(2月24日 4日目)

4日目の朝はミュンヘンで迎える。旅行も折り返し日です。

朝食はこちら。

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ミュンヘンと言えば、白ソーセージが有名。あんまり好きな味じゃなかった。

ささっと身支度を済ませ、この日はノイシュバンシュタイン城(以下、N城)へ向かいます。

日本人観光客に人気のN城は、ホーエンシュヴァンガウ村にあります。ミュンヘンから2時間半~3時間ほどかかる、アクセスの不便な場所。それでもみんな、シンデレラ城のモデルともいわれる、美しき夢の城、N城に行くのです。

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田舎を抜け、田舎に向かう。

フュッセン駅にて、コインロッカーに荷物を預ける。電車とバスを乗り継ぐ。知ってたけど、やっぱり遠い。

 

城のある山の麓に着。

こちらはチケットセンター。

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N城に加え、ホーエンシュヴァンガウ城(以下、H城)も行きたかったので、チケットは2枚購入。

写真右上のモニターを見るとわかる通り、入場は時間指定された完全ツアー制。日本語ガイドもあるということで、わたしは「Audio-Guide」グループになる。

 

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この日の気温は3度。寒い。昨日のミュンヘンは17度だったのに…

 

まずはH城見学。

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ゆるい坂を10分ほど登ると到着。

入場時間まではH城周辺を散策。

お土産屋さんがあったので、観光客らしくポストカードとマグネットを購入。

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どこが正面なんだろう。

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これは、なんだ?

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これも、なんだ?

 

時間になり、入場。受付で「ジャパニーズ、プリーズ」と言うと、学芸員さんがオーディオを日本語に設定して渡してくれる。この時間のツアーは全員オーディオガイドなので、なんとも多国籍。1グループ20人くらいだったかな。

 

学芸員さんが、この20人を案内しながら進んでいく。

この学芸員さんがすばらしかった!何がすばらしいかというと、「やさしい英語」!

いくらオーディオガイドがあるとはいえ、「次はこっちへどうぞ」など、最低限の案内は必要。また、オーディオガイドの前に、「この部屋は~」と、簡単な解説もしてくれた。

それらの案内、解説での英語が、びっくりするほどわかりやすい。ジョークも交えて楽しませてくれるだけでなく、どうしたらこれだけの多国籍の人にわかりやすく伝えられるか、をよく考えて話していたと思う。

 

大学の日本語教員課程で「やさしい日本語」を話すことがどれだけ難しいか、どれだけ大切なことか、を学んだ私にとって、H城での学芸員さんはまさに「やさしい英語」のプロだと思った。

 

ちなみにえりさんとわたしは、日本語教員課程、日本語教育実習の仲間なのです。えりさんも同じことを思っていたらしく、ガイド終わってから、「学芸員さんの英語はすばらしかったね!」と話した。

 

さてさて、H城はルートヴィヒ2世が、幼少期に住んだお城。

城内は撮影禁止のため、写真なし。撮影しなかったぶん、ゆっくり展示を見たり、ガイドを聞いたりすることに集中できたので、満足できた。

「読書の部屋」が素敵だったな。 

 

次はN城へ向かいます。

N城までは歩くと40分かかる。馬車と、バスもある。

行きはバスを選択。となりの幼女がめちゃめちゃかわいかった~

バズはマリエン橋の近くに到着。ここからの景色は、ガイドブックでよく見る定番撮影スポット!

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服、もっこもこでしょ!

気温3度と聞いていたから、グレーのダウンジャケットの中に、ウルトラライトダウン着てきた。つまり、ダウンジャケット2枚着てる。

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ズームするとこんな感じ。

う~ん、ほんとうに、シンデレラ城に似てる??

それは置いといて、N城のアイボリーはとてもきれいだった。

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マリエン橋の下はこんな感じ。こわい。

 

橋を出て、5分ほど歩きN城へ向かう。

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そういえば、これがチケット。

N城への入場まで40分近く時間を持て余すことになってしまった。

えりさんは疲れたようで、入場口近くのベンチで休憩。

わたしは日本から持ってきた自撮り棒片手に、N城周辺散策!

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写真に自撮り棒が写っている。なんとも自撮り棒初心者らしい自撮り。

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こちらは良い感じに取れた自撮り。

そういえば、あまり自撮り棒持っている人は見かけなかった。高価なカメラを持っている人は山ほどいた。だから、1人で自撮り棒持って歩いていると、目立つ目立つ。でもそんなこと気にしてられない!と思い自撮りした。

 

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ライオン君がいた。金のしゃちほこみたいだね。

 

時間になり、城内見学。こちらももちろん、オーディオガイドで。

こちらの学芸員さんの印象は特に覚えていない。。。N城もH城と同じく撮影禁止のため、写真はない。

 

N城を建築したルードヴィヒ2世は、形だけの精神鑑定で精神異常者とされ、幽閉されたらしい。

精神がどうだったかなんてわからないけど、N城を見学した感想としては、現実を疎み、異世界に思いをはせていたんだろうなあ、というところ。

外観、内装ともに立派で美しく、壮大であるぶん、寂しいお城だった。

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城からみえる、村の景色がとてもよかった。

さっきまで曇ってたのに、城から出たら晴れている。

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近くのレストランで遅めの昼食。

最初の1口目、超美味しい!5口目まで、おいしい!しかし、半分過ぎたところからはフードファイター。味が濃いんだよね。外食だから濃いのかな、と思うけど、えりさんいわく、家庭料理も味付け濃いそうだ。ふぇ~

近くのテーブルの幼女が可愛かった。近づいてにこにこしてくると思ったら、走ってお母さんのもとに逃げたり。可愛い可愛い。。。

 

帰りの電車のチケットはすでに買っていたので、時間にあわせて下山することに。

帰りは馬車に乗った。

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突然の、雪!!!!

曇ったり晴れたり雪降ったり、、、忙しい天気ですこと!

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バスからの眺め。あっという間に真っ白!

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生まれも育ちも愛知県の22歳、こんなに雪降ってるのを体感したのは人生初です。

 

ここから、フライブルクに帰ります。

ホーエンシュヴァンガウ村のバス停から、フライブルクのホームステイ先までかかる時間は約6時間半!!移動時間のが長かったのでは?

アウグスブルクからフライブルクまでのICE(新幹線)は空席がなく、空席を探して歩き歩き、先頭車両にあるこちらへたどり着いた。

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自転車置き場。

一応椅子もあるので、しばらくここにいることに。

 

えりさんはYouTubeで最近見つけたという恋ダンスにはまっているという。

わたしはドラマ逃げ恥を見ていただけでなく、卒論の合間に、気晴らしに恋ダンスを練習したため、少し踊れる。この自転車置き場で、窓を鏡にして恋ダンスの練習をした。動画も撮った。とっても面白かった…!

踊りつかれてぼーっとしていたところに車掌さんが来て、「空席がある」と教えてくれたので、移動。2人とも爆睡した。

 

フライブルクに着くと、なんともいえない安心感。

夜11時まで空いてるスーパーで飲み物を購入し、トラムに乗って夜11時半ごろ帰宅。

この日の夜ご飯が思い出せない。。。写真もないし、食べてないのかな?

たぶんバナナを食べて、眠りました。

ぐうぐう

きらきらミュンヘン後半(2月23日 3日目)

きらきらミュンヘン前半の続きです。後半です。

いくつかの建物をまわって疲れたので、新市庁舎の向かいにある、「リシャルト」というカフェへ。1階がショップで2階がカフェ。男性店員はなぜか皆坊主だった。はやりか?

飲み物はアールグレイを注文。可愛いケーキとともに運ばれてくる。(わたしはトイレに行っていたので、運ばれていた)

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疲れて糖分がほしいと思うものの、食欲はなかった。(旅行に行くとこうなっちゃう)

えりさんが2つのケーキで迷っていたので両方注文し、少しもらうことにする。しかしいざケーキが運ばれてくると、おいしくってどんどん食べられる!(この流れは私の旅行あるあるなのです。汗)手前のラズベリーケーキを食べました。

 

外に出ると、

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夕暮れがかった新市庁舎。なんて美しい。

昼間見た時もおおってなったけど、夕方の方が、迫力がある。

 

マリエン広場にお別れし、地下鉄に乗ってオポルト通りに向かう。

オポルト通りに観光で行く人はまずいないでしょう。(たぶん)

ガイドブックには載っていないし、行ってわかったけど、オフィス街なのですから!

そんなレオポルト通りに何をしに行ったのかというと・・・

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おや(左端に注目)

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おやおや(なんてプリケツ!)

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おやおやおや!

巨大なんでやねんだぁ!!!

名古屋の伏見、三河刈谷のようなオフィス街のなかに突如現れる巨大なんでやねん。

「Walking Man」というのが正式名らしい。ナナちゃん人形みたいな感じなのか?

ちなみにこの写真をFacebookにアップしたところ、韓国ソウルにいる友人から送られてきた写真がこちら。

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こうゆうのは世界各地にあるということなのねぇ。

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わたしもえりさんも巨大なんでやねんと写真を撮りまくって、Facebookプロフィール画像にしました。

巨大なんでやねんに別れを告げ、トラムに乗ってニンフェンブルク城に向かう。

 

ニンフェンブルク城に着いたのは19時ごろで、館内にはもちろん入れない。外観だけでも見よう、とやってきました。城の庭園をジョギングしたり犬の散歩したりしている人がちらほらいた。大量のガチョウ?が池でガーガー鳴いていてぞっとした。

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夜のニンフェンブルク城、とても美しいです!✨

城は高さは低く、横に長い。ライトはまだついていたため、庭園に立っていると城が迫ってくるような感じだった。

星がたくさん見える。写真でも、一番星が輝いています。

中は見られなかったけど、あえて夜に訪れるのもありだな、むしろ正解だったのかな、と思う。

えりさんは昼にも来たことがあるらしいけど、夜の方がいい、と言っていた。館内の展示はレジデンツとほとんどかわらないというようなことも。展示より外観重視の人には、夜のがいいのかもしれないね。

 

さて、夕食へ向かいます。

トラムと地下鉄でマリエン駅(新市庁舎などがあった最寄駅)まで戻り、昼に訪れた観光地とは逆方向へ進み、レストランへ。

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「アルテス・ハッカーハウス」というミュンヘンのビール会社直営のお店に行った。

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写真には写ってないけど、日本人観光客が多かった。右のテーブルも、左のテーブルも日本人グループだった。

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4種のソーセージと、本日2杯目のビールを注文。

ビールは、ちょっと苦手な味で、どうしても最後の一口が飲めなくて、残してしまった。ソーセージは昼食べたソーセージとは全然違って、硬くて、ぎっしり中身がつまっていた。美味しかったが味が濃い。

斜め前のテーブルの、8人組くらいのヨーロッパ系の人たちは、みんな料理をもぐもぐぱくぱくしていて、とてもわたしはあんな風には食べられない、と、ここで初めてドイツにいることを苦しく感じた。

 

また、レストランなど、店員さんとのやりとりはほとんどえりさんにおまかせしていた。けどえりさんに教えてもらって、このお店でお会計の時、わたしは「おつりはチップで」とドイツ語で言ってみた。店員さん、にこ~ってすごくいい笑顔をしてくれて、とても嬉しかった。胃の重たさと反比例して、心はとても軽くなった。

 

完全な酔っ払いになったわたしは軽やかな足取りで、夜風を心地よく感じながら宿泊するホテルへ向かう。

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ベッド、せまっ!

左がわたし。

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初めて見るタイプのシャワー。ユニットバスよりは使いやすかった。

寝る支度して、ベッドに入った瞬間眠った。ぐうぐう。

 

 

ちなみに、この日のミュンヘンは気温が17度くらいまで上がって、たいへん過ごしやすかった。

 

最後に、載せ忘れちゃったミュンヘンのマンホールを紹介して、ミュンヘン後半を終わろうと思います。

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左わたし 右えりさん

きらきらミュンヘン前半(2月23日 3日目)

ドイツ3日目!

早起きしてミュンヘンへ向かいます🚄

フライブルク駅のパン屋で朝パンを購入。プレッツェルとクリームパンを買った。ミネラルウォーターばかり飲んでいて、味のない飲み物に飽きたので、オレンジジュースも買った。ドイツのパンはどれもおいしいのう。

 

電車の早割りチケットを購入していたものの、電車遅延により乗り換えができなくなってしまった。チケットが無効になってしまっては困るので、乗換駅のインフォメーションにてえりさんが駅員さんと交渉。無料で乗り換え用のチケットが貰えた。言葉が喋れるってすごい。

駅は寒かったので時間までインフォメーションのソファで待った。

 

予定より1時間ほど遅れ、13時半ごろ、無事ミュンヘンに到着!!

駅前のホテル(ノヴムホテルというところを利用したよ)に荷物を預けて、いざミュンヘン観光へ!

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マリエン広場の新市庁舎。おおお~!ってなった。

観光客はいっぱいいて、みんな一生懸命写真撮ってた。

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有名なからくり時計。

時間の関係で動いているところは見れなかった。細工がいちいちかわいい。

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演奏していたおじさんたち。

日本と違って、街中でなにかしらの芸(?)をやっている人を写真とるとお金がとられる。この人たちは無料で撮れるタイプの人たちなので、撮らせてもらいました。

 

私もえりさんもお腹ペコペコなので、昼食へ。

えりさんが事前に調べてくれた、ガイドブックにも載る有名なお店、「ラーツケラー」に行ったよ。

お店は地下にある。階段の上には・・・

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世界時計。

なんと右端は東京!!日本ってそんなにすごかったのかー。

店内へ入ると、「今日はパーティーがあるから、1時間で食べ終わって帰ってね」って言われた。ひょーと思いながら料理を注文。店内はかなり慌ただしかった。料理はすぐに出てきた。

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ドイツに来て初のソーセージ!ついにソーセージ!

簡単に食レポをしますと、日本のソーセージはプリッとしているのに対し、このお店のこちらのソーセージは、はんぺんのような柔らかい触感だった。ソースもポテトも美味だった。もちろんビールも飲んだぜー✌

腹ごしらえしたところでいよいよ観光へ出発!マリエン広場に戻ります。

 

まず向かった先は、聖ペーター教会。

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ミュンヘンで最も古い教会だそう。中に入る。

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まあ美しいこと✨

白とゴールド、そして絵画が神聖な気持ちにさせる。

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それにしても、天井の絵は、どうやって描いたのだろう?

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こんなかわいこちゃんもいた。Wow!

聖ペーター教会の塔には、登ることもできる。もちろんエレベーターはなく、自分の足で!

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2€だったかな?を払って、302段の階段をのぼります。写真はまだ元気いっぱいだったころのえりさん。このあと疲れ果てます。

ちなみに上りも下りも同じ階段だから、すれ違ったり、前の人が遅い・後ろの人が速いってあったりするのは大変だった。下りる人は「まだまだだよ~」とか「がんばれ!」と英語で声をかけてくれた。

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ながーい階段を上りきると、なんとも美しい眺め!上ってよかった。

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このずぅーっと向うは日本なのかしら。

こんなようなことつぶやいたら、えりさんに「日本は向こう(正反対を指さされる)」と言われた。あはは笑

景色を堪能し、写真もいっぱい撮ったところで下に戻った。

 

次に向かったのはフラウエン教会

2つ上の写真の左側の、ベレー帽が2つくっついたような建物がそれです。

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なかは、こんな感じ。明るい。先ほどのペーター教会に比べるとシンプルで装飾も簡素な印象。写真真ん中あたりに映っている男性は、工事の人?なのか、ひもでキリストさんの位置を調節しているようだった。

ちなみに天井はこんな感じ。

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れいねぇ。この線が張り巡らされた感じが、いい意味で気が遠くなる感じがして素敵だと思った。

フラウエン教会といえば、「悪魔の足跡」伝説が有名。

入ってすぐに黒い足跡がついた床がある。その足跡の上に立つと、不思議なことに、教会にある左右全ての窓が見えなくなるという。

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こちらがその「悪魔の足跡」を踏みつけているわたし。確かに、窓は見えなかった!

ちなみに、わたしは今回の旅行にあたって2冊のガイドブック(「地球の歩き方」、「aruco」)を読んで、どちらにもこの「悪魔の足跡」は紹介されていた。そのくらい定番の観光スポットにも関わらず、フラウエン教会にいる観光客の中で「悪魔の足跡だぁ!」ってしてるのはわたしだけだった。笑

「あれ?悪魔の足跡どこ?」ってくらい、人が集まっていなかった。本当に、窓見えなかったよ。不思議だったよ。人気ないのはなんでだろう?

 

次に向かうはレジデンツ

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着いたときすでに閉館1時間前ということで、博物館と宝物館の両方には入れなかった。どちらかだけと言われたの迷わず博物館を選択。でも両方見なかったのは正解だったと思う。宝物館まで見てたらめっちゃ疲れちゃってたと思う。

レジデンツ受付では、↑の説明がされた後、受付のお姉さんに「あなたにはシンパシーを感じる。笑顔が可愛いから1€安くしてあげる。」と言われ、7€のところ6€で入場できた。よくわかんなかったけど、ラッキー(^▽^)

 

入場してすぐ、わたしがミュンヘン観光で一番楽しみにしていた、「アンティクヴァウム」!

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思ったより、ずっと、ずーと暗い。ちょっと残念。期待しすぎたか。

私のこのポージングを撮影したえりさんが「22歳のするポーズじゃない。年配の学芸員みたい」と言った。確かに・・・

 

さまざまな展示物を見て回ります。閉館間際ということで人が少なくて見やすかった。学芸員さんにも、時間急かされなかったし。

10人くらいのツアー観光客がいたんだけど、えりさんいわくロシア語だったと。ほおー

 

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自分の教養のなさにびっくりするほど、こういう女性はすべてマリーアントワネットに見える。

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ゴー✩ジャス

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あのソファに座りたい。

このような展示が、たくさん続きます。

寝室が登場した時は「寝ころびたぁい!!ゴロゴロしたぁい!」と思った。

ちなみに、展示物に触りたい欲求が抑えきれなくなった私は、展示のドアノブを触ってしまった。すかさず学芸員さんに怒られた。(ドイツ語だったからなんて言ってるのかわからないけど、「おい!触ってはいけませんわよ!!」って感じだった)

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「ストーカーの部屋ってこんな感じじゃない?よくドラマとかであるやつ」

と、えりさん。笑

ささっとレジデンツを見たあとは、休憩しにカフェに向かいます。

続きは後半へ!

とことこ

フライブルクを歩く、歩く(2月22日 2日目)

朝起きたらここはドイツ!やってきました、2日目!

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えりさんは13時まで仕事があるため、午前中は1人ぼっちです。

部屋で引きこもってようかなとも思ったけど、それはもったいないと思い、8時くらいにのろのろ起きて身支度をする。

 

えりさんに朝ご飯として食パンをもらっていたから、それを食べる。

しかし、えりさんが「使っていいよ」と言った、ジャムの蓋がどうしても開かない…

しかたなく少し温めて、無味で食べた。

 

そして9時半ごろ、ドイツで!一人で!お出掛け!

 

まずは家から徒歩3分ほどの場所にある小さなスーパーへ。

びっくりするほど、自分の存在は目立っているようだった。

中にパン屋さんが入っている。朝食としてチョコクロワッサンを購入した。

 

部屋に戻ってパンを食べようかと思ったけど、せっかくだしもうちょっと歩くことに。

 

スーパーの向かいにある、文房具屋に入ってみた。

店員さんに「May I help you?」と聞かれたけど、見てるだけ、ってなんて言うのか出て来なくて笑ってごまかしちゃった。(あとから、「Just looking」じゃん、ばか!)と気づく。

ここでペーパーナプキンとマグネットを買った。

英語で日常会話もまともにできないわたしにも、店員さんは優しかった。

 

文具屋の近くで、アフリカ系アメリカ人?の男の子たちが騒いでいて、ちょっとびっくりした。あとからいろんな国の人も合流して騒いでいた。どうやらそこは語学学校だったみたいで、男の子たちはただウキウキしているだけだったようだ。

昨夜ホストマザーが、フライブルクは難民が多いから気を付けてね、と言っていたので、正直、危ない人たちかと思った。

大学でグローバル教育を自ら進んで受けて、日本語教育実習であれだけ多国籍の人と交流したのに関わらず、自分のなかで、黒人・・・危ない人・・・難民と繋がってしまったことが残念である。自分で経験して、この目で見たことは、大事である。

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15分ほど歩いて、スーパーや薬局が入っているお店(ピアゴみたいな感じ)に到着。

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REWEというスーパーで、ミネラルウォーター、バナナ、スポンジワイプを購入。

旅行に行くとお腹が詰まりがちなので、バナナ。ヨーグルトも欲しかったけど、表示が読めなくて断念した。スポンジワイプは、以前ネットで見て、よさげだったから。

 

レジは、客がベルトコンベアーに商品を置き、店員さんがボタン押してウイーンと流していく式。店員さんは椅子に座り、流れてきた商品をピッピッしていく。ピッピッされた商品は、台に置かれていき、客自身で買い物袋に詰めていく。(もちろん店員さんは、高齢者には手助けしていたけど)

レジの人は座っている、というのが、日本のレジと違っていいなあと思う。日本のスーパーのレジなんて、とても腰悪くしそうだもの。

 

このピアゴみたいなところで、薬局やオーガニック専門スーパーもふらふらとのぞいて、退店。

 

ちなみに、午前中いくつかのお店に出かけて気づいたことは、

「いらっしゃいませ」ではなく「ハロー」、朝なら「モーゲン(おはよう)」

「ありがとうございました」ではなく「チュース(ばいばい、じゃあね)」

というのがドイツのお店での挨拶ということ。

あと、日本ではお店に行ったとき、店員さんに「いらっしゃませ~」と言われても基本何も言い返さないよね。でもドイツではお店に行ったら、客から店員さんに「ハロー」と挨拶するするのが一般的みたい。こういうの知れるのは面白いねぇ~!!

 

とことこ歩いて家に帰ります。

家の鍵を借りていたものの、上手く開けられない…しばらくがちゃがちゃすると、マザーが開けてくれた。自分で思う、「なんて怪しい東洋人・・・」

ちなみにマザーも英語は苦手なようで、私とマザーは二人きりの時はお互いめちゃめちゃな英語で会話した。

 

部屋に戻って、チョコクロワッサンを食べたら眠たくなったので寝た。

仕事から帰ったえりさんに、トントンとドアをノックされて、起きる。

たぶん1時間半くらいお昼寝した。いざ、昼食へ!

 

トラムに乗って、えりさんおすすめの多国籍レストランへ!

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日本食のお店もあった。お寿司を売っていた。インドカレー屋の店員さん可愛かった。でも全然仕事してなかった。

 

そして人がいっぱいいた。みんな、平日休みの人なのか?

ドイツの人はあまり働かないらしい。(すぐ休むんだって。)ってより、よく言われていることけど、日本が働き過ぎなのかな。

 

午前中にパンは食べたものの、昨夜のマザーの夕食でなんとなく胃が重かったし、これからドイツ料理はいくらでも食べれるんだし、と中華にした。

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でも、これ、わたしが知ってる中華じゃない…

よくわかんないけど、ソースが口に合わなかった。(まずかった)

半分以上残した。胃が余計に荒れた。

また、このレストランにて、人生初の有料トイレを体験した。

トイレ入り口の前に女性がいて、手のひらをだされた(お金ちょーだい、みたいな感じ)。トイレが有料なのは知ってたけど、何円かは場所によってさまざま、とガイドブックに書いてあったから、「はうまっち」と聞いた。そして笑われた(ばかにされた(-_-;))

あとからえりさんに聞くと、たいていどこも50セントなんだって!知らなんだ!(私は今回の旅行で、無料トイレ、50セント・80セント・1ユーロ!トイレを体験しました)

「人がトイレ代回収なんて、人件費かかるし、効率わるくない?機械設置した方が、よくない?」

と思ったけど、お金を回収する人が、トイレ掃除もしてるんだってー。そう思うと、効率わるくないのかな。

 

レストランを出て、えりさんおすすめのカフェへ向かう。

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ホットコーヒーを注文。ハートのクッキーのおいしいことよ。

えりさんはホットチョコレートを注文していた。

コースターが可愛い。写真ないけど、店内もとても可愛い。コースターのような、ピンクと黄緑の内装だった。

店員さんも可愛い。日本みたいに、「笑顔で明るく接客♪」していたのは、今回の旅で入った店でここだけだった。だから逆にドイツではこの接客は珍しいのかも。

このカフェでは、ケーキとクッキーも売っている。

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おいしそう!

スーツケースの中でバキバキになりそうだったのでやめた。ちなみに22ユーロだった。

 

カフェを出て、フライブルク散策。

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フライブルク中心部はこんな感じ。

フライブルク駅から家に行くときのトラムは、このマルティン門を通過する。トラムの中から「おお、門の下を通っている!」って見えるのも、おもしろかった。

そして右の門に注目!マクドナルド!!

 

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 かわいいマンホール。

石畳もよい。

 

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フライブルクと言えば、水路!

いろんなコスチュームをまとったヒヨコが繋がれていた。

 

お店など覗きながら、フライブルク大聖堂へ向かう。

大聖堂を観た感想としては、荘厳という言葉がぴったりかなとおもいます。おおおってなった。

この記事書いて気づいたけど、大聖堂の外観撮ってない(´;ω;`) なので、中がどんな感じかを紹介します。

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れいなステンドグラス

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ぶれてる。

今回の旅行で3つの大聖堂に行った。(ドイツ フライブルク大聖堂、フランス ストラスブール大聖堂、スイス バーゼル大聖堂)

記憶があいまいになっている気もするけれど、このフライブルク大聖堂が一番広かった気がするなあ。

 

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大聖堂を後にして、歩く。

トラムに乗って、フライブルクにある日本庭園を見に行くことに。

 

なぜ日本庭園!?って思うでしょ。

ドイツ フライブルクは日本 愛媛県松山市姉妹都市らしい。日本庭園は松山市が作ったんだってー。松山市どころか四国にも行ったことのない私が、先にフライブルクを訪れることになるとは・・・。

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へぇー・・・って感じだ。

よくわかんない四字熟語が書かれた石碑もあった。

庭園には、私とえりさんのほかに、カップルが一組いた。ここをデートして楽しいのでしょうか・・・?って感じです。夏は水が流れているらしい。夏にはきっと草木も生き生きしているだろうし、たぶん来る時期が悪かったのでしょう。

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泳ぐ鳥たち。

小学生くらいの子供たちが、鳥になにか叫んだりして遊んでいた。

 

寒いし日も暮れてきたので家に帰る。

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マザーがケーキを用意して待っていた。おいしいケーキ。ふたつ食べた。お皿可愛い。

 

そのあと、韓国人の留学生ちゃんも呼んで、4人でテーブルゲームをした。

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どんじゃらとトランプの七並べを足して二で割ったようなゲーム。おもしろかった!

私は大学1年生くらいの時、韓ドラとK-popに少しはまった影響で、いくつか韓国語のフレーズが話せたり、ハングルが読めたりする。韓国の留学生ちゃんと韓国語でコミュニケーションが取れたのが嬉しかった。

 

部屋に戻って、午前中スーパーで買ったバナナを食べ、お風呂に入って就寝。

ながーい1日だった。

ルフトハンザでドイツへ☆(2月21日 1日目)

いざ、ドイツへ出発

ほぼ初めての海外旅行ということで、

値段は高くなるものの、直行便ルフトハンザを利用した。

 

今まで、空港には留学生や友達のお見送りなどで行ったことがあるものの、

いざ自分が出国するとなると緊張する。

 

飛行機に乗ってもきんちょー。とても気疲れした。

 

中部国際空港を10時45分発、フランクフルト空港に15時15分着。

11時間半のフライトでしたー

 

機内食は昼食と夕食、おやつが出た。美味しかった。コーヒーも。

ドイツ語は挨拶だけ覚えたけど、

どうも恥ずかしくって、CAさんへの挨拶は全部英語使った。(笑)

 

「ファインディングドリー」、「君の名は。」、あと大泉洋さんのバラエティー番組が入ってたので鑑賞。

君の名は。」は映画館でも観たから2回目だったけど、良かった。

そのためか旅行中「スパークル」が脳内で自動再生されることがしばしば。

 

あとは、星野さんのエッセイを読んだり、寝たり、ぼーっとしたりしてたら、

無事にフランクフルトに着きました。

わかっていたけど、ドイツは遠い!機内は狭いし、めっちゃつかれた。

 

到着してからの心配事はふたつ。

入国審査と、電車の乗り継ぎ

 

まずは入国審査。隣国で暗殺事件あったから、東洋人女性の一人旅なんて、

スパイと思われたらどうしよう・・・

と思っていたが、簡単な質疑応答だけで入国できた!

 

次に電車の乗り継ぎ

荷物受け取り後、看板の表示に従ってICEターミナルへ向かう。

(ICEは日本で言えば新幹線のようなもの)

飲食店や雑貨屋のある通路をずんずん進んでいくと、違う乗り物のほうに進んでいると気付く。泣きたい。

ケンタッキー屋のお兄さんに、

ICEターミナルはどこ!?

と尋ねる。

親切に教えてもらえたので、なんとかたどり着けました。

 

ちなみに、ドイツの(ヨーロッパの?)トイレは有料で、硬貨が必要。

紙幣しか持ってなかったので、早めにくずして、硬貨を用意しておこうと思い、ICEの近くの売店でミネラルウォーターを購入。

2.65€だった・・・なんてこった。

売店のお兄さんに、

「こんにちは!」「ありがとう!」「さようなら!」

と言われた。

東洋人には全てそう言っているのか、私から日本人オーラが出ているのか。

とにかく、

日本人だと認識される=お金持ってる=スリにあう

と思考回路が働いたので、

とにかくスリには気をつけよう、と意識することができた。

 

時間になり、ICEに乗車。

友達の住む、フライブルクに向かいます。

チケットは事前にオンラインで購入済み。

(これも結構大変だった・・・。グーグル翻訳、ありがたやー。)

 

座席予約(日本でいう指定席を取ること)はしなかったけど、空席だらけでした。

窓から景色を眺め、うへぇ、ドイツだぁー

なんて思っていたら、乗り換えの駅、マンハイム着。

 

運よく、乗り換えは同一ホームだったので、すんなりとできました。

 

ドイツの電車は、

同じ車両内に、予約された席とそうでない席が混在しています。

予約されている席には、席の上に、

「新大阪ー名古屋」のように予約区間の表示が出ている。(たとえが日本笑)

予約した人は、切符に指定された席に座ればいいんだけど、

予約してない人は、表示を見ながら、空いている席を探して座ります。

先の「新大阪ー名古屋」だったら、

博多から新大阪まで座ってOKだし、名古屋を過ぎた後も座ってOK

 

しかし、乗り換えできたものの、今度の電車は人がいっぱい。

空席はあるものの、表示(「新大阪ー名古屋」)を見ても、

現在地と表示地名の位置関係がわからないから、座っていいのかダメなのかわからない。

おろおろしているうちに、席は埋まっていく。

仕方なく、邪魔にならなさそうなところに立っていることに。

2時間も座れないのかな・・・辛いのう。

と思いながら外の景色をぼんやり眺める。

 

1つ目の停車駅が近づくあたりで、近くに座っていた男性が

「ぼくはもうすぐ降りるから、ぼくの座っていた席に座るといいよ」

と言ってくれた。(もちろん英語で。↑はニュアンス笑)

座れてよかったー。

座った席の、隣に座っていた男性に、

「どこに行くのか?」と聞かれ、

フライブルク」と答えると、

フライブルクまで何駅か、とか、着く時間を教えてくれた。

フライブルクが近づくと、「次の駅だよ」とか「そろそろだよ。」と言ってくれた。

車内改札してくれた車掌さんも、わざわざ教えに来てくれた。

みなさん、なんて親切なんでしょう!

 

無事フライブルクに着き、友達 えりさんに半年ぶりに再会!

えりさん、ちゃんと生きてた!!!

ドイツで会えたことに感激!!!

 

トラム(路面電車)でえりさんの住む町へ向かう。15分くらい。

えりさんはホームステイをしていて、わたしはそのホームステイ先の一部屋を借りました。

 

とても可愛いお部屋!

じゃん!

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ちなみに写真は到着翌日に撮った。

窓が、すごい!

スーツケースから、なんかはみでてる笑

写ってないけど、洗面台とオイルヒーター、姿見もあります。

バス、トイレ、キッチンはホームステイしてる人たち(えりさん、スイスの学生、韓国の学生)と4人で共用だった。

 

この日はホストマザーがわたしのために夕食とデザートを用意してくれていた!

私はドイツ語を話せないので、えりさんに通訳してもらった。

食事はマザーの郷土料理らしい。(写真は無し)

じゃがいもの・・・なんとかかんとか。笑

デザートも用意してくれていた。

ヨーグルトとココナッツの・・・なんとかかんとか。笑

 

なんてったって飛行機疲れ+時差ぼけ?+緊張からの解放

で眠気がはんぱなくて、この時の記憶があいまい。。。

食事は、美味しかったが量が多かったこと、

マザーが歓迎してくれて、嬉しかったことは、ちゃんと覚えています。

 

お風呂に入って、眠りました。

ぐうぐうzzz

ブログ開設🌼

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大学に入学してから、長期休暇の度に国内各地を旅行しました。

 

大学卒業を控え、ついに海外旅行をしました!

行先はドイツ、フランス、スイス。

卒業旅行というものです。

 

ドイツで働く友達がいまして(大学のせんぱい)

ぜひ遊びに来てね!

と言われたので、

あ、ほんとに行っちゃお

と思い、1人で行きましたー。

 

とてもよい経験となったこの旅を、記録として残したいという思いから、

人生初のブログ開設ですのよ。

よかったらお付き合いくださいませ。