いもぴの旅きろく

旅行と読書が好きな22歳。春からは社会人です。

フライブルクを歩く、歩く(2月22日 2日目)

朝起きたらここはドイツ!やってきました、2日目!

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えりさんは13時まで仕事があるため、午前中は1人ぼっちです。

部屋で引きこもってようかなとも思ったけど、それはもったいないと思い、8時くらいにのろのろ起きて身支度をする。

 

えりさんに朝ご飯として食パンをもらっていたから、それを食べる。

しかし、えりさんが「使っていいよ」と言った、ジャムの蓋がどうしても開かない…

しかたなく少し温めて、無味で食べた。

 

そして9時半ごろ、ドイツで!一人で!お出掛け!

 

まずは家から徒歩3分ほどの場所にある小さなスーパーへ。

びっくりするほど、自分の存在は目立っているようだった。

中にパン屋さんが入っている。朝食としてチョコクロワッサンを購入した。

 

部屋に戻ってパンを食べようかと思ったけど、せっかくだしもうちょっと歩くことに。

 

スーパーの向かいにある、文房具屋に入ってみた。

店員さんに「May I help you?」と聞かれたけど、見てるだけ、ってなんて言うのか出て来なくて笑ってごまかしちゃった。(あとから、「Just looking」じゃん、ばか!)と気づく。

ここでペーパーナプキンとマグネットを買った。

英語で日常会話もまともにできないわたしにも、店員さんは優しかった。

 

文具屋の近くで、アフリカ系アメリカ人?の男の子たちが騒いでいて、ちょっとびっくりした。あとからいろんな国の人も合流して騒いでいた。どうやらそこは語学学校だったみたいで、男の子たちはただウキウキしているだけだったようだ。

昨夜ホストマザーが、フライブルクは難民が多いから気を付けてね、と言っていたので、正直、危ない人たちかと思った。

大学でグローバル教育を自ら進んで受けて、日本語教育実習であれだけ多国籍の人と交流したのに関わらず、自分のなかで、黒人・・・危ない人・・・難民と繋がってしまったことが残念である。自分で経験して、この目で見たことは、大事である。

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15分ほど歩いて、スーパーや薬局が入っているお店(ピアゴみたいな感じ)に到着。

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REWEというスーパーで、ミネラルウォーター、バナナ、スポンジワイプを購入。

旅行に行くとお腹が詰まりがちなので、バナナ。ヨーグルトも欲しかったけど、表示が読めなくて断念した。スポンジワイプは、以前ネットで見て、よさげだったから。

 

レジは、客がベルトコンベアーに商品を置き、店員さんがボタン押してウイーンと流していく式。店員さんは椅子に座り、流れてきた商品をピッピッしていく。ピッピッされた商品は、台に置かれていき、客自身で買い物袋に詰めていく。(もちろん店員さんは、高齢者には手助けしていたけど)

レジの人は座っている、というのが、日本のレジと違っていいなあと思う。日本のスーパーのレジなんて、とても腰悪くしそうだもの。

 

このピアゴみたいなところで、薬局やオーガニック専門スーパーもふらふらとのぞいて、退店。

 

ちなみに、午前中いくつかのお店に出かけて気づいたことは、

「いらっしゃいませ」ではなく「ハロー」、朝なら「モーゲン(おはよう)」

「ありがとうございました」ではなく「チュース(ばいばい、じゃあね)」

というのがドイツのお店での挨拶ということ。

あと、日本ではお店に行ったとき、店員さんに「いらっしゃませ~」と言われても基本何も言い返さないよね。でもドイツではお店に行ったら、客から店員さんに「ハロー」と挨拶するするのが一般的みたい。こういうの知れるのは面白いねぇ~!!

 

とことこ歩いて家に帰ります。

家の鍵を借りていたものの、上手く開けられない…しばらくがちゃがちゃすると、マザーが開けてくれた。自分で思う、「なんて怪しい東洋人・・・」

ちなみにマザーも英語は苦手なようで、私とマザーは二人きりの時はお互いめちゃめちゃな英語で会話した。

 

部屋に戻って、チョコクロワッサンを食べたら眠たくなったので寝た。

仕事から帰ったえりさんに、トントンとドアをノックされて、起きる。

たぶん1時間半くらいお昼寝した。いざ、昼食へ!

 

トラムに乗って、えりさんおすすめの多国籍レストランへ!

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日本食のお店もあった。お寿司を売っていた。インドカレー屋の店員さん可愛かった。でも全然仕事してなかった。

 

そして人がいっぱいいた。みんな、平日休みの人なのか?

ドイツの人はあまり働かないらしい。(すぐ休むんだって。)ってより、よく言われていることけど、日本が働き過ぎなのかな。

 

午前中にパンは食べたものの、昨夜のマザーの夕食でなんとなく胃が重かったし、これからドイツ料理はいくらでも食べれるんだし、と中華にした。

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でも、これ、わたしが知ってる中華じゃない…

よくわかんないけど、ソースが口に合わなかった。(まずかった)

半分以上残した。胃が余計に荒れた。

また、このレストランにて、人生初の有料トイレを体験した。

トイレ入り口の前に女性がいて、手のひらをだされた(お金ちょーだい、みたいな感じ)。トイレが有料なのは知ってたけど、何円かは場所によってさまざま、とガイドブックに書いてあったから、「はうまっち」と聞いた。そして笑われた(ばかにされた(-_-;))

あとからえりさんに聞くと、たいていどこも50セントなんだって!知らなんだ!(私は今回の旅行で、無料トイレ、50セント・80セント・1ユーロ!トイレを体験しました)

「人がトイレ代回収なんて、人件費かかるし、効率わるくない?機械設置した方が、よくない?」

と思ったけど、お金を回収する人が、トイレ掃除もしてるんだってー。そう思うと、効率わるくないのかな。

 

レストランを出て、えりさんおすすめのカフェへ向かう。

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ホットコーヒーを注文。ハートのクッキーのおいしいことよ。

えりさんはホットチョコレートを注文していた。

コースターが可愛い。写真ないけど、店内もとても可愛い。コースターのような、ピンクと黄緑の内装だった。

店員さんも可愛い。日本みたいに、「笑顔で明るく接客♪」していたのは、今回の旅で入った店でここだけだった。だから逆にドイツではこの接客は珍しいのかも。

このカフェでは、ケーキとクッキーも売っている。

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おいしそう!

スーツケースの中でバキバキになりそうだったのでやめた。ちなみに22ユーロだった。

 

カフェを出て、フライブルク散策。

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フライブルク中心部はこんな感じ。

フライブルク駅から家に行くときのトラムは、このマルティン門を通過する。トラムの中から「おお、門の下を通っている!」って見えるのも、おもしろかった。

そして右の門に注目!マクドナルド!!

 

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 かわいいマンホール。

石畳もよい。

 

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フライブルクと言えば、水路!

いろんなコスチュームをまとったヒヨコが繋がれていた。

 

お店など覗きながら、フライブルク大聖堂へ向かう。

大聖堂を観た感想としては、荘厳という言葉がぴったりかなとおもいます。おおおってなった。

この記事書いて気づいたけど、大聖堂の外観撮ってない(´;ω;`) なので、中がどんな感じかを紹介します。

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れいなステンドグラス

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ぶれてる。

今回の旅行で3つの大聖堂に行った。(ドイツ フライブルク大聖堂、フランス ストラスブール大聖堂、スイス バーゼル大聖堂)

記憶があいまいになっている気もするけれど、このフライブルク大聖堂が一番広かった気がするなあ。

 

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大聖堂を後にして、歩く。

トラムに乗って、フライブルクにある日本庭園を見に行くことに。

 

なぜ日本庭園!?って思うでしょ。

ドイツ フライブルクは日本 愛媛県松山市姉妹都市らしい。日本庭園は松山市が作ったんだってー。松山市どころか四国にも行ったことのない私が、先にフライブルクを訪れることになるとは・・・。

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へぇー・・・って感じだ。

よくわかんない四字熟語が書かれた石碑もあった。

庭園には、私とえりさんのほかに、カップルが一組いた。ここをデートして楽しいのでしょうか・・・?って感じです。夏は水が流れているらしい。夏にはきっと草木も生き生きしているだろうし、たぶん来る時期が悪かったのでしょう。

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泳ぐ鳥たち。

小学生くらいの子供たちが、鳥になにか叫んだりして遊んでいた。

 

寒いし日も暮れてきたので家に帰る。

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マザーがケーキを用意して待っていた。おいしいケーキ。ふたつ食べた。お皿可愛い。

 

そのあと、韓国人の留学生ちゃんも呼んで、4人でテーブルゲームをした。

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どんじゃらとトランプの七並べを足して二で割ったようなゲーム。おもしろかった!

私は大学1年生くらいの時、韓ドラとK-popに少しはまった影響で、いくつか韓国語のフレーズが話せたり、ハングルが読めたりする。韓国の留学生ちゃんと韓国語でコミュニケーションが取れたのが嬉しかった。

 

部屋に戻って、午前中スーパーで買ったバナナを食べ、お風呂に入って就寝。

ながーい1日だった。