いもぴの旅きろく

旅行と読書が好きな22歳。春からは社会人です。

夢の城、異世界へ(2月24日 4日目)

4日目の朝はミュンヘンで迎える。旅行も折り返し日です。

朝食はこちら。

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ミュンヘンと言えば、白ソーセージが有名。あんまり好きな味じゃなかった。

ささっと身支度を済ませ、この日はノイシュバンシュタイン城(以下、N城)へ向かいます。

日本人観光客に人気のN城は、ホーエンシュヴァンガウ村にあります。ミュンヘンから2時間半~3時間ほどかかる、アクセスの不便な場所。それでもみんな、シンデレラ城のモデルともいわれる、美しき夢の城、N城に行くのです。

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田舎を抜け、田舎に向かう。

フュッセン駅にて、コインロッカーに荷物を預ける。電車とバスを乗り継ぐ。知ってたけど、やっぱり遠い。

 

城のある山の麓に着。

こちらはチケットセンター。

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N城に加え、ホーエンシュヴァンガウ城(以下、H城)も行きたかったので、チケットは2枚購入。

写真右上のモニターを見るとわかる通り、入場は時間指定された完全ツアー制。日本語ガイドもあるということで、わたしは「Audio-Guide」グループになる。

 

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この日の気温は3度。寒い。昨日のミュンヘンは17度だったのに…

 

まずはH城見学。

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ゆるい坂を10分ほど登ると到着。

入場時間まではH城周辺を散策。

お土産屋さんがあったので、観光客らしくポストカードとマグネットを購入。

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どこが正面なんだろう。

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これは、なんだ?

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これも、なんだ?

 

時間になり、入場。受付で「ジャパニーズ、プリーズ」と言うと、学芸員さんがオーディオを日本語に設定して渡してくれる。この時間のツアーは全員オーディオガイドなので、なんとも多国籍。1グループ20人くらいだったかな。

 

学芸員さんが、この20人を案内しながら進んでいく。

この学芸員さんがすばらしかった!何がすばらしいかというと、「やさしい英語」!

いくらオーディオガイドがあるとはいえ、「次はこっちへどうぞ」など、最低限の案内は必要。また、オーディオガイドの前に、「この部屋は~」と、簡単な解説もしてくれた。

それらの案内、解説での英語が、びっくりするほどわかりやすい。ジョークも交えて楽しませてくれるだけでなく、どうしたらこれだけの多国籍の人にわかりやすく伝えられるか、をよく考えて話していたと思う。

 

大学の日本語教員課程で「やさしい日本語」を話すことがどれだけ難しいか、どれだけ大切なことか、を学んだ私にとって、H城での学芸員さんはまさに「やさしい英語」のプロだと思った。

 

ちなみにえりさんとわたしは、日本語教員課程、日本語教育実習の仲間なのです。えりさんも同じことを思っていたらしく、ガイド終わってから、「学芸員さんの英語はすばらしかったね!」と話した。

 

さてさて、H城はルートヴィヒ2世が、幼少期に住んだお城。

城内は撮影禁止のため、写真なし。撮影しなかったぶん、ゆっくり展示を見たり、ガイドを聞いたりすることに集中できたので、満足できた。

「読書の部屋」が素敵だったな。 

 

次はN城へ向かいます。

N城までは歩くと40分かかる。馬車と、バスもある。

行きはバスを選択。となりの幼女がめちゃめちゃかわいかった~

バズはマリエン橋の近くに到着。ここからの景色は、ガイドブックでよく見る定番撮影スポット!

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服、もっこもこでしょ!

気温3度と聞いていたから、グレーのダウンジャケットの中に、ウルトラライトダウン着てきた。つまり、ダウンジャケット2枚着てる。

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ズームするとこんな感じ。

う~ん、ほんとうに、シンデレラ城に似てる??

それは置いといて、N城のアイボリーはとてもきれいだった。

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マリエン橋の下はこんな感じ。こわい。

 

橋を出て、5分ほど歩きN城へ向かう。

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そういえば、これがチケット。

N城への入場まで40分近く時間を持て余すことになってしまった。

えりさんは疲れたようで、入場口近くのベンチで休憩。

わたしは日本から持ってきた自撮り棒片手に、N城周辺散策!

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写真に自撮り棒が写っている。なんとも自撮り棒初心者らしい自撮り。

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こちらは良い感じに取れた自撮り。

そういえば、あまり自撮り棒持っている人は見かけなかった。高価なカメラを持っている人は山ほどいた。だから、1人で自撮り棒持って歩いていると、目立つ目立つ。でもそんなこと気にしてられない!と思い自撮りした。

 

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ライオン君がいた。金のしゃちほこみたいだね。

 

時間になり、城内見学。こちらももちろん、オーディオガイドで。

こちらの学芸員さんの印象は特に覚えていない。。。N城もH城と同じく撮影禁止のため、写真はない。

 

N城を建築したルードヴィヒ2世は、形だけの精神鑑定で精神異常者とされ、幽閉されたらしい。

精神がどうだったかなんてわからないけど、N城を見学した感想としては、現実を疎み、異世界に思いをはせていたんだろうなあ、というところ。

外観、内装ともに立派で美しく、壮大であるぶん、寂しいお城だった。

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城からみえる、村の景色がとてもよかった。

さっきまで曇ってたのに、城から出たら晴れている。

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近くのレストランで遅めの昼食。

最初の1口目、超美味しい!5口目まで、おいしい!しかし、半分過ぎたところからはフードファイター。味が濃いんだよね。外食だから濃いのかな、と思うけど、えりさんいわく、家庭料理も味付け濃いそうだ。ふぇ~

近くのテーブルの幼女が可愛かった。近づいてにこにこしてくると思ったら、走ってお母さんのもとに逃げたり。可愛い可愛い。。。

 

帰りの電車のチケットはすでに買っていたので、時間にあわせて下山することに。

帰りは馬車に乗った。

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突然の、雪!!!!

曇ったり晴れたり雪降ったり、、、忙しい天気ですこと!

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バスからの眺め。あっという間に真っ白!

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生まれも育ちも愛知県の22歳、こんなに雪降ってるのを体感したのは人生初です。

 

ここから、フライブルクに帰ります。

ホーエンシュヴァンガウ村のバス停から、フライブルクのホームステイ先までかかる時間は約6時間半!!移動時間のが長かったのでは?

アウグスブルクからフライブルクまでのICE(新幹線)は空席がなく、空席を探して歩き歩き、先頭車両にあるこちらへたどり着いた。

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自転車置き場。

一応椅子もあるので、しばらくここにいることに。

 

えりさんはYouTubeで最近見つけたという恋ダンスにはまっているという。

わたしはドラマ逃げ恥を見ていただけでなく、卒論の合間に、気晴らしに恋ダンスを練習したため、少し踊れる。この自転車置き場で、窓を鏡にして恋ダンスの練習をした。動画も撮った。とっても面白かった…!

踊りつかれてぼーっとしていたところに車掌さんが来て、「空席がある」と教えてくれたので、移動。2人とも爆睡した。

 

フライブルクに着くと、なんともいえない安心感。

夜11時まで空いてるスーパーで飲み物を購入し、トラムに乗って夜11時半ごろ帰宅。

この日の夜ご飯が思い出せない。。。写真もないし、食べてないのかな?

たぶんバナナを食べて、眠りました。

ぐうぐう